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自立するには適切な収入が必要

 親が毒親の場合、家を出た方がいいという意見があります。しかし、なかなか思うようになりません。私は発達障害が原因で継続就労ができません。継続就労出来ないから年金保険料もろくに納付出来ていません。予想老齢年金受取額は障害基礎年金をはるかに下回ります。継続就労が出来ない、ということで50歳で診断を受け、障害基礎年金を受給しています。障害基礎年金では自立できません。足りない分は生活保護という考えがありますが、あとは家賃扶助があるだけで結局障害基礎年金だけで生活していかなければなりません。うちの地域の場合は家賃扶助も少し減額される可能性が高い。東京に引っ越すのもいいが、アパート探しが出来ません。

 既にご存じの方も見えるかもしれませんが、私は妥協が出来ません。最低でも2K(できれば2LDK)の広さは必要ですし、追い炊き、温水便座、トイレと風呂場は別室、室内洗濯機、1Fか2F、筑浅(筑2,3年以内)、感覚過敏なので鉄筋建て、駅から5分以内・・・、住宅扶助以内ではこんなアパートは見つかりません。こだわりがありこればかりは何ともなりません。結局、家を出ても幸せにはなりません。

 普通、家を出たからと言ってそれで親子関係は終わり、ということはありません。でもうちの親は毒親なので出たらそこで家族関係は終了します。あとでいくら困ったからといって家には入れてもらえません。いくら食べ物に困ってもご飯すらたべさせてもらえません。忘れた私物を取りに帰る事も許されません。相当な覚悟がなければ家を出られません。決して大人になりきれない訳ではありません。

 適切な収入(月20万円以上)があれば家賃7万から9万(今の県の都市部でもいいなという所はそれくらいします)の所に住み、食べ物に困ることもないでしょう。毎月は無理でも数年に1回は海外旅行に行かれるでしょう。障害基礎年金では家を出ても貧乏、貧乏で結局幸せにはなれません。東京に出ればもう少し生活扶助が高いだろうけれど簡単には海外旅行には行けません。実家暮らしと生活保護と比べてどちらがましか分かりません。確実に生活保護の方が豊という保証がなければ出られません。まだ、自分が若ければ東京に出て障害者支援を受けて障害雇用で働くという生き方ができますが、こんな年では働くこともできません。意欲もありません。とにかく診断を受けたときはもう手遅れでした。

 アパート探しと新しい精神科探しを一人で同時にやる・・・。とても出来ません。私の場合は2,3年ごとの更新。これでは何も計画が立てられません。永久認定にでもならない限り自立は無理でしょう。適切な収入があれば自立は簡単です。